初期費用
賃貸を借りるには様々な費用がかかるもの。
では入居するにはどれくらい用意をしておけばいいの?と疑問を抱き野方も多いでしょう。
ここでは、その部屋を借りる時にかかる初期費用についてまとめていきます。
★初期費用の内訳
敷金
もし家賃が滞納した場合や、退去時の原状回復のための修繕費に預けるお金です。通常このお金は、退去した際に修繕費を差し引いた残りが戻ってきます。ですが、その返還額について、大家と店子の間に見解が違うため多くのトラブルの基になります。
敷金の相場は、家賃の2~3ヶ月程度です。
礼金
契約を結べたと言うことで支払われる謝礼です。
このお金は敷金と違って、返還されることはありません。ただ、礼金は関東圏の言い方で、関西圏は敷引がそれにあたります。とはいうものの敷引は厳密に言うと礼金だけでなく更新料なども混ざっているお金なので、全く同一とはいえません。
礼金の相場は1~2ヶ月程度。無料としているところもあります。
仲介手数料
不動産業者に物件を紹介してもらい、契約した場合、その仲介に対する報酬として支払われるお金です。
仲介手数料の相場は1ヶ月程度ですが、手数料無料という業者もいます。
前家賃、日割り家賃
契約したその次の家賃を先払いするように求められる場合があります。また月の途中から入居する場合にはその月の日割り家賃も用意しておかなければなりません。
損害保険料
これはほとんどの物件で義務づけられている損害保険の加入にかかるお金です。
2年で15,000~20,000円程度がかかります。
共益費
通路の電気など共用部分の管理・維持にかかるお金です。
管理費とも言うことがあります。
共益費の相場は家賃の1割程度がかかります。
鍵交換費用
入居するときには、今までついている鍵では物騒なので鍵を交換することになります。
ピッキングに強いタイプがおすすめです。
鍵交換には1~2万円程度かかります。
部屋を借りるには、以上の初期費用が主にかかります。
つまり、家賃が共益費込み8万円、敷金2ヶ月礼金1ヶ月であれば、
項目ごとに足していけば
(8万×2)+8万+8万+8万+1万5千+1万
ということで42万5千円がかかることになります。
ただ、この相場には地域差、不動産業者による違いがあるので、自分の借りる物件がどの地域に属しているかなどによって、もっと高い場合もありますし、安く済む場合もあります。
★初期費用の注意点
初期費用を抑えたいというのが、ごく自然の心理だと思いますが、そのために後から費用が余計にかかるということもあります。それが敷金・礼金ゼロという物件です。
敷金・礼金自体は慣例的なもので法的に強制して支払わなければならないものではないのですが、逆にゼロというとたとえば最初に退去費用を請求される。システム料金や、内装代を請求されるといったケースがあります。確かに「敷金・礼金」ではないので敷金・礼金ゼロという言葉に偽りはありません。
つまり、敷金・礼金がなくなることで新たに生じる費用を考慮して、総合的にお得な敷金・礼金ゼロの物件を探すことが初期費用の節約につながります。
また、費用の節約だけを考えると、肝心の物件が日当たりが悪い、交通の便がないといった物件になってしまいます。
どこまで、費用と、物件の質とを妥協させるかが、満足のいく物件探しのポイントです。